平成24年11月27日
東京恵比寿ロータリークラブ
国際奉仕委員会
12年11月25日(日)、フィリピン マニラで、東京恵比寿RCからフィリピンの孤児院等への寄付に対する感謝の会がありました。東京恵比寿RCからは、長島会長と中村幹事と国際奉仕の委員長と副委員長が出席し、RI3830地区のスー・スタ・マリア ガバナー、モンテンルパ・フィリンベストRCのルツ・パシフィコ会長ほかモンテンルパの10のロータリークラブの会長・会員多数から感謝の意を伝えられ、友好を深めました。
寄付したものは、小学生用の机と椅子504組、本棚11本、オルガン4台、シロホン23台、鼓笛隊ドラム一組、キャラクターのついた筆入れ、鉛筆、Tシャツ等です。これらは、フィリピンのDepartment of Educationが受入先になり、モンテンルパの10のロータリークラブの合同企画の一つとして、地域の孤児院、子どものデイ・ケアー等の施設、台風の被害にあった小学校などへ配られます。
この感謝の会に先だって、25日(日)の午前中に寄付先の三つの施設を訪問し、子供たちとその世話をしたり施設の運営をする人たちと言葉を交わしてきました。カサミアニ孤児院には、5才くらいから20才くらいまでの合計20人ほどの少年がいて、訪問した私たちにダンスを披露し、クリスマスの歌を歌ってくれました。
ドンボスコ孤児院には、男女の子供たち約200名がいます。魚やハーブを養てる大きな庭や子供たちの生活する寄宿舎の中を、子供たちが案内してくれました。また、貧しい人たちが住む地域に入って、子供たちの世話をし導くための地域のデイケアセンターを見ました。カサミアニ孤児院にはオルガンとドラム、ドンボスコ孤児院には、オルガンとシロホン、デイケアセンターには机と椅子が配られます。
今回の寄付はモンテンルパの10のロータリークラブの協力なしにはできないものでした。これらのロータリークラブは、マニラの港から荷物を引き取り、寄付先へ配布するための保管、配送費用をすべて負担してくれます。何よりも、東京恵比寿RCの寄付を最も喜んで使ってくれる先を、それぞれのロータリークラブの日常の奉仕活動の中からみつけてくれています。
奉仕は、ほかの人々のことをよりよく知らせてくれます。今回のマニラ訪問は、このことをまた教えてくれました、子供たち1人1人の幸せを祈らずにはいられません。
東京恵比寿ロータリークラブ 教育用品寄贈プロジェクト贈呈式 会長挨拶
親愛なるフィリピンのロータリアンの皆様
本日はこのようなセレモニーを企画していただきありがとうございます。
私たち国際ロータリー第2750地区東京恵比寿ロータリークラブは1995年に創立され、現在105名の会員で活動しています。
私たちのクラブでは今までフィリピンには消防自動車・救急車を寄贈したり、ネグロス島の施設に寄附をしたりしてきました。今、日本は人口が減少し子供たちが少なくなっています。そのため学校が統廃合されています。今回、こちらに贈った机・いす・本棚・楽器などは廃校になり使われなくなったものですが、フィリピンの子供たちに役立てることができればと思いプロジェクトを進めてきました。このプロジェクトを行うにあたり、モンテンルパフィリンベストRCのルース・パシフィコさん始め、多くの方々に力を貸していただきました。
このプロジェクトが皆様の役に立ち、フィリピンの子供たちに喜んでいただけることを心から望んでいます。そして、フィリピンと日本が友好を深めることができることを期待しています。最後に皆様に歓迎していただき心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。